BLOG

Enjoy a day out in the English Countryside

コッツウォルドのスノウドロップ

コッツウォルドのスノウドロップ

2012年2月10日

スノウドロップ2月ももう中旬、日本では暖かい地方で梅の花が咲き始めるころでしょうか。
イギリスはまだまだ真冬の寒さが続いています。庭に来る野鳥のための水入れに厚く氷が張ってしまうので、毎日水に入れ替えなければなりません。それでも、段々と日が延びていくのがわかり、陽射しも明るさを増して、少しづつですが春が近づいてきているのを感じます。
そして、イギリスの春を一番早く知らせてくれる花がスノウドロップです。
寒さにもめげず、白い可憐な花は私の大好きな花の一つです。5年前に庭に植えた球根が増えて、小さな群落を作ってくれるようになりました。
コッツウォルドにはスノウドロップで有名なガーデンが二つあります。一つはペインズウィックのロココガーデン、もう一つはチェルトナムからサイレンセスターに行く途中にあるコールズボーンガーデンです。幾種類ものスノウドロップの花が林やなだらかな斜面をびっしり埋めて白い絨毯を作ります。
普段は比較的静かなロココガーデンもこの時期は大勢の人が訪れます。コールズボーンガーデンの方は私有地ではスノウドロップの咲く時期のみに公開しています。
両ガーデンのスノウドロップも見事ですが、私は、コッツウォルド散策時、雑木林やコテッジの周辺にひっそりと小さく群生しているスノウドロップの方がこの花に似合っているような気がします。
これからスノウドロップに続き、クロッカス、黄水仙と咲き始めると、街もコッツウォルドも春らしく華やかになってきます。